不動産エージェントみつかる

K様はまさに港区女子というイメージぴったりのシングル女性。５年前にお一人で暮らすために麻布十番駅チカのマンションをご購入いただきました。そんなK様から相談あると言われ麻布十番でランチをしながらお聞きすると、婚約者さんができたのだけど、今の家は一緒に住むには少々狭い・と。

コロナでお仕事も在宅が増え、家で過ごす時間が多くなったので、ここは思い切って麻布から離れようかと。ということで今度はお二人でお住まい用のお家を探すことになりました。

K様のお宅には可愛い（自分のことを人間だと思っている系の）ワンちゃんがいます。実は麻布を離れようと思っている理由にはこのワンちゃんのこともありました。

小型犬のワンちゃんは、音に反応してしまうため、すぐに吠えてしまうそうです。近所にも迷惑をかけてしまっていることも気になるのだけど、コロナで１００％在宅勤務になってしまったため、吠えるたびに、ワンちゃんを怒ってしまう自分も嫌なのだとか。

都会は人間のためには暮らし安いですが、ワンちゃんには住みにくい場所です。

”専用庭か大きなルーフバルコニーがある家”
それが今回のテーマとなりました。

エリアが特定せず、雰囲気がいいところにしようということで、学芸大、横浜、桜新町、あたりでいくつか物件を見学されました。関内ではとてもルーフバルコニーが広い物件を気にいってくださったのですが、駅までの急な坂があまりにも急な坂でNG、横浜駅の周辺の埋立地にあるタワーマンションはお買い物の利便性と公園などが近いのはよかったのですが、バルコニーが楽しくない。桜新町は駅周辺がよかったのですが、予算が高すぎるなど、どこも一長一短。

そんな中で世田谷区祖師ヶ谷大蔵に専用庭がとても良いおしゃれなリノベ済マンションが売りに出ているのを発見しました。

徒歩は少し遠かったのですが、専用庭の前は緑地で、近所には公園がいっぱい。婚約者の方が車で常に移動されるのと、今後も週３でお仕事はリモートなので、良しとしました。

専用庭や立地、値段などからかなり高評価ではありましたが、間取りが少し使いにくい。そこで、リノベ済みマンションでしたが、間仕切りをさらにリフォーム！

あまり見た目にがわかりませんが、リビングに面しているお部屋を小さくしてリビングを広くしていただきました。

シングル女性がファミリータイプを買うということでローン審査も随分苦労しましたが、なんとか無事購入できて

ワンちゃんが一番喜んでいるでしょうね。

契約のときに、実は今の麻布の家もリノベ済みマンションでその時にその物件の販売担当をしていた方が、今回のリノベ済みを販売している会社に天職していて、また担当になったというご縁を感じるエピソードもありつつ。

しかし、最近は働き方も生き方も随分変わってきているのに、銀行は全く考え方が古臭い。シングル女性が婚約者と犬と暮らすために家を買う。これがなんでいけないんですかね。

家は男が買うもの・・って(-_-;)

夫婦でも妻の方が年収が高いとか、よく職業についていることも少なくありません。
夫が育休とって休むことだってあり得ます。

金融機関も、もう少し頭柔らかくしてほしいな・・本当に！！って心から思った案件でした。